人生のステージが変わるたび、予想以上の“ギャップ”を体験。「迷う」より、「やってみなきゃわからない」が、私の基本スタンスになりました。プロフィール I.T さん入社年: 2003年所属・役職: 本社営業部 業務係担 当: 来客・電話対応、倉庫業務、事務処理主な業務は、商品の発注・倉庫内での荷受チェック・伝票入力・請求書チェックなどです。 1年間の産休育休をいただき、今、もう一度一年生になったつもりで復帰しました。 職場のみんなの理解と協力のおかげで、仕事と育児の両立にチャレンジできています。入社当初のこと入社した17年前。のんびり屋の私にとっては、いきなり厳しい社会人生活のスタートでした。毎朝倉庫内で行う荷受け作業。事務職をしたくて、実家から近いこともあってこの会社への就職を決めました。 私はわりとのんびり屋で、学生時代は「社会人」ということに対してそんなに厳しいイメージは持っていなかったと思います。 入社して最初に感じたのは学生生活とのギャップで、私の場合慣れるまではちょっと時間がかかりました。 その理由のひとつとして、入社早々に「毎日帰りが遅い」生活のスタートだったことがあります。 配属された部署がすごく忙しいところで、器用にバリバリこなすタイプでなかった私は悪戦苦闘の日々でした。 職場に悩みを相談できる人もいなくて、苦しかった時代でもありました。今思えば、よく乗り越えたな、と(笑)。たしかに仕事はキツかったけど、仕事を覚えるので精一杯だったことが逆によかったのかもしれません。 無我夢中でやっているうちに、いっしょにご飯を食べにいく仲間もでき、時代とともに社風も変遷、仕事にも慣れてきはじめたのが入社5年目くらい。 あゆみがゆっくりの、そんな私にも”余裕”ができ、手際良く業務をこなせるようになりました。 働くことが楽しいと思えるようになったのです。倉庫に運び込まれた物品を、全部開封して中身と伝票を確認します。ときには荷物と伝票が合わなくて、倉庫を何往復もすることも。私を支えてくれたもの仕事と子育ての両立は、正直、簡単ではありません。でも、産休をとってよかった!子どもも私も成長できたと思います。会社で二人目の産休取得者で、先輩取得者が少ないこともあり、いろんなことが予測しにくい(笑)日々を送っています。 復帰直後はモードを切り替えるのがなかなか大変で、“2回目の一年生”という気持ちで業務にあたっています。 周囲のみんなにもそういう自分の状態を伝えて、雑用を担いながら伝票整理をしたり、と助走をつけているところです。17年間勤務を続けてこれたのは、辛かった時期を乗り越えた先に「働くことの楽しさ」と「先輩や上司の支え」に出会えたからだと思います。 こつこつとキャリアを積むにつれ、自分の自由になる収入と時間があることを楽しいと感じるようになったし、 それが仕事のモチベーションにもなった。 やがて責任のある仕事も任せられるようになり、「やりがい」へとつながっていきました。目標・チャレンジしたいこときっとまた乗り越えられる。家族の夢と、仕事の目標、2つとも叶えたい。子供の急な発熱など育児には予想外のできごとがつきものです。 そんなときは本当に、仕事と両立させるのは大変だなと思います。 でも、周囲が協力してくれるとき、子どもの寝顔を見るとき、きっと乗り越えていけるという気持ちになります。 夫と二人でがんばって、夢はマイホーム!です。 まだまだ忙しい毎日ですが、時間を見つけて資格取得にもチャレンジしたいと思っています。1日のスケジュール■産休前■6:30〜7:30 起床、朝食7:30〜8:00 通勤8:00〜12:00 発注、荷受チェック他12:00〜13:00 昼食13:00〜17:30 伝票処理他17:30〜18:00 片付け18:00〜18:30 帰宅18:30〜19:30 夕食19:30〜23:00 娯楽23:00〜 就寝クリックで拡大できますクリックで拡大できます■復帰後■6:00〜7:00 起床、朝食7:00〜7:30 子供の仕度7:30〜8:00 保育園送迎、通勤8:00〜10:00 伝票処理10:00〜12:00 発注、荷受チェック他12:00〜13:00 昼食13:00〜17:00 伝票処理他17:00〜17:30 片付け17:30〜18:30 保育園送迎、帰社18:30〜18:30 帰宅18:30〜19:30 夕食19:30〜23:00 子供とお風呂、翌日の準備23:00〜 就寝